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メタルマックス3 メーカー 角川ゲームス 対応機種 DS 発売日 2010年7月29日 ジャンル RPG すべてが荒野と化した近未来を舞台に戦車等で戦うRPG メタルマックスのシリーズ3作目 関連 メタルマックス2 前作
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【TOP】【←prev】【GAMEBOY ADVANCE】【next→】 METAL MAX 2改 タイトル METAL MAX 2改 メタルマックス2改 機種 ゲームボーイアドバンス 型番 AGB-P-A9TJ ジャンル RPG 発売元 ナウプロダクション 発売日 2003-6-20 価格 4800円(税別) メタルマックス 関連 Console Game FC METAL MAX SFC METAL MAX 2 METAL MAX RETURNS Handheld Game GBA METAL MAX 2改 駿河屋で購入 ゲームボーイアドバンス
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タイトル(コピペ用) メタルマックス1 ジャンル RPG このページを編集 海外タイトル 発売日 1991/05/24 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 国内版 ここを編集 記録 26 09.55 追記回数 4700 Player ECCO TASVideosページ http //tasvideos.org/2193S.html TASVideosStatus published 転載元 分割リンク マイリスト 備考 Movieファイル ノア撃破まで 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
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メタルマックス3 機種:NDS 作曲者:門倉聡 発売元:角川ゲームス 発売年:2010 概要 戦車と犬と人間のRPG、「メタルマックス」シリーズ3作目。 純粋なナンバリングとしては17年ぶりに発売されたが、「メタルサーガ」シリーズを含めると7作目になる。 初回特典版のリミテッドエディションには、一部楽曲が収録されたミニサウンドトラックが同梱された。 収録曲 曲名 補足 順位 メタルマックス・メインテーマ コール 地獄は満員 フィールド(序盤)、ネツィブ・メラハ 2010年91位フィールド271位 煉獄ロック フィールド(バイク) バトル 通常戦闘 天使の居場所 エコーズ・オブ・アンノウン インカミング WANTED! 賞金首戦 2010年159位 勝利 レベルアップ 賞金首撃破 アンビション・ロスト 冷血の響き 宿敵 ボス戦 第5回209位2010年75位 全滅 さすらい フィールド(徒歩) タンクウォッカ 酒場 勝って!買って!駆って! Dr.ミンチに会いましょう 不完全バージョン 人ごみに抱かれて キャラバン トラップ・トロット この世の果てまで フィールド(戦車) 残骸のブルース キャタピラビレッジ 定期船で行こう! フィールド(船) グラトノス モルグタウン 愛のテーマ ジャガンナート グラトノスとの戦い Dr.ミンチに会いましょう(Full ver.) 完全バージョン 挽歌 流れ者の歌 ラストバトル エンディング~スタッフロール 「炎つぐもの」のアレンジ 戦車でワンワン! アニマル・パレード 宿屋 宿屋・松の間 クエスト・コンプリート イグニション 当たりのファンファーレ 進軍ラッパ 炎つぐもの 歌:水野真菜三テーマ曲(ゲームではインストゥルメンタル) 第2回ゲームソング448位 サウンドトラック メタルマックス3 オリジナルサウンドトラック エンターブレインの通信販売サイト、エビテンでの専売 プロモーションビデオ
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今日 - 合計 - メタルマックスの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時52分31秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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メタルマックス ゼノ 機種:PS4, PSV 作曲者:門倉聡 開発元:キャトルコール、24Frame 発売元:角川ゲームス 発売年:2018年 メタルマックス ゼノ リボーン 機種:PS4, NS 作曲者:門倉聡 開発元:角川ゲームス、24Frame 発売元:角川ゲームス 発売年:2020年 概要 「メタルマックス」シリーズ25周年記念作品で初のソニーハード。 しかし、従来の作品と比べ変更点が多く自由度が低いなどの不評な点がある。 2020年には『メタルマックス ゼノ リボーン』というタイトルでリメイクされ、不評な点は解決したが、プロローグの廃止、イベントにおけるキャラクターボイスの劣化などという新しい不評な点が増えた。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 補足 順位 Xeno のテーマ タイトル画面 コール Unforedoomed オープニングテーマ歌:LADY beat MANIAX トニのテーマ~ワルツ・オブ・イノセンス 彼方 バトル ビッグバトル 宿敵 鋼の咆哮 WANTED! 破滅の顔 ラストバトル 全滅 勝利 渇き望む者 道なき道 ヴェンジェンス 廃墟の残響 虎穴 エコーズ・オプ・アンノウン 廃工場 アイアンベース ひとつ屋根の下 タンクウオッカ 危機 愛のテーマ 天使の居場所 微笑みをあなたに aube エンディングテーマ歌:ELFI レベルアップ 賞金首撃破 完全補給 クエストクリア タンクゲット パーティ・イン・ファンファーレ METAL MAX Xeno Reborn スペシャルサウンドトラック「ReBORN TO BE WILD」収録曲 メインテーマ(MMXR MIX) バトル・グラウンド レリック・ハント リメインズ・ブレイカー 車輪は夢見る アイアンベース 戦車でバンバン・リボーン aube~the end of the world エンディングテーマ歌:ELFI ネメシス(MMXR MIX) キャタピラビレッジ(MMXR MIX) ランナウェイ(MMXR MIX) 砂と鉄のバラード(MMXR MIX) サウンドトラック メタルマックス 25周年サウンドトラック METAL MAX Xeno Limited Editionに付属。 METAL MAX Xeno Reborn Limited Edition サントラが付属。 PV
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メタルマックスシリーズリンク 機種 タイトル 略称 概要 判定 メタルマックス FC メタルマックス MM1 竜退治はもう飽きた! 戦車に乗って旅をする異色のRPG。その世界観と自由度の高さは多くのハンターを魅了した。 良 SFC メタルマックス リターンズ MMR 『MM2』ベースのリメイク。 SFC メタルマックス2 MM2 基本はそのままに、グラフィックなどがパワーアップ。賞金首「テッドブロイラー」の凶悪な強さは今でも語り草。 良 GBA メタルマックス2改 MM2改 劣化BGMと多くのバグによりファンに血涙を流させた。当時の購入者からは「2壊」「痛壊」「2悔」「2改悪」等散々な呼ばれ様に。ソフトごとまるやきにしてくれるわ! がががー! ク DS メタルマックス2 リローデッド MM2R 『MM3』ベースのリメイク。『MM3』との連動要素あり。良い意味で原作とはひと味もふた味も違う良リメイク。 良 DS メタルマックス3 MM3 『メタルマックス』が10年以上経っての復活。面倒な必須クエストなど荒削りな部分は多いが、シリーズの面白さは健在。 良 3DS メタルマックス4 月光のディーヴァ MM4 満を持して3DSに登場した、『メタルマックス』の正統進化。拭い切れない色物臭さを乗り越えられるかどうかが楽しむ為の鍵。 良 PS4/PSV METAL MAX Xeno -滅ぼされざる者たち- MMX 『メタルマックス』としては初のソニーハード発。大量のそぎ落としによって作風が変わった結果、賛否両論に。 賛否両論 PS4/Switch/Win METAL MAX Xeno Reborn MMXR 『MMX』のリメイク作だがストーリーが削除されているなどで劣化した部分も。 劣化 メタルサーガ PS2 メタルサーガ ~砂塵の鎖~ MS1 分家筋作品で、初のソニーハードタイトル。『MM2』以来のシリーズ作、内容は薄まったが自由度は『MMR』の様に高い。 なし DS メタルサーガ ~鋼の季節~ MS2 フルタッチオペレーションの悪夢。バグ・フリーズ・調整不足も満載。 ク 携帯アプリ メタルサーガ ~旋律の連鎖~ MS3 ドコモiアプリ用のRPG。低予算開発だがれっきとした3作目。『MM2』と同時代設定で、グラップラー四天王やテッドブロイラーなども登場。 スピンオフ PS4/Switch/Win メタルドッグス シリーズ30周年を記念して作られたスピンオフ作品。見下ろし型アクションSTG。シリーズで人間側のサポート役としてお馴染みの柴犬「ポチ」たち戦闘犬が主役。 評価判定取り扱い対象外のシリーズ作品 メタルマックス ファイアーワークス(MMFW) スマートフォン用の基本無料ソーシャルゲーム。2016年8月サービス終了。 『MM4』のシステムとグラフィックを基準にしつつ、一般的なソーシャルゲームに合わせてゲームシステムの大胆な簡略化が行われていた。 具体的な変更点を一部挙げると「フィールドの概念の廃止」「白兵戦の完全廃止(ランダム発生する人間特技発動時以外はクルマから出ない)により搭乗車大破=戦闘不能に」「アイテム使用を除くとオート戦闘のみ」「車載兵器の弾倉の概念の廃止(元から無限の機銃は会心率と攻撃範囲がウリのカテゴリに変更)」「シャシーごとの基本SP(重量にカウントされないSP)の採用」「超改造の必要素材が任意の不要な兵器に変更」など。 メタルサーガ ニューフロンティア(MSNF) ソーシャルネットサービス用のブラウザゲーム(本来の意味のソシャゲ)。2013年12月サービス終了。 マス目のワールドマップ移動や作業など時間のかかる工程をスケジューラ入力しておく形式。キャラや戦車の装備変更、結果報告に付くガレージや戦闘風景のスクリーンショットは3Dグラフィック。細かくキャラメイクできる4頭身のかわいいローポリキャラのグラフィックに武器防具が反映されるため着せ替えゲーとしての需要もあった。 メタルサーガ ~荒野の方舟~(MSSP) スマートフォン用の基本無料RPG。2018年2月サービス終了。 スタミナ要素なしでコマンド戦闘。システムは『MMFW』程の簡略化は行われていない。 3DキャラグラフィックをMSNFから流用。キャラクターボイスの編集も可能。 関連作品 リング☆ドリーム 女子プロレス大戦 サクセス運営のソシャゲ。flashを使用し、2012年12月20日開始、2020年3月26日サービス終了。 実時間に応じて毎週変化するシナリオ(*1)ニコニコ生放送の活用など、今では当たり前だが配信当時としては画期的な要素を多数そろえていた。いろいろなコラボを行っており、メタルサーガ・ニューフロンティアとも相互コラボを行った。 『砂塵の鎖』よりアルファとシャーリィが登場(*2)、およびNFのメンテ子も登場。また、メンテ子がコラボ終了後に恒常キャラクター化した(*3)。名前も「メンテ子」に因んでいる他、ちゃんと(?)スパナで戦う設定。 バースセイバー サクセス運営の「うちの子」を作って遊ぶソシャゲー。自分で描いたイラストを使用するほか、今までのサクセス作品の素材が一部使用可能であり、その中に前述のリングドリームや、メタルサーガニューフロンティアも含まれている(*4)。 多数の世界を行き来して治安を守るといった趣旨のシナリオであるが、その中に、本シリーズに酷似した"崩壊機甲世界"という世界もある(*5)。 シリーズ概要(メタルマックス) 「竜退治はもう飽きた!」がテーマの、『ドラゴンクエスト』シリーズに対するアンチテーゼとして生まれたシリーズ(*6)。 プレイヤーは戦車(クルマ)を駆って荒廃した世界を駆け抜け、改造生物、機械兵器、賞金首を倒す「ハンター」として生き抜いていく。 シリーズ作品に共通する特徴として、ファンタジー(*7)要素が極端に少ないことが挙げられる。 この世界では大砲を装備した戦車による砲撃が飛び交い、生身での戦闘でも火炎放射器や拳銃などの現代武器が用いられる。 登場する敵はいずれも非常に癖があり、このシリーズでは動物が大砲や機銃を装備していたり、鳥が爆弾を落としてくるのは日常茶飯事である。 一見普通のネズミに見えても耳がパラボラアンテナになっているなど、何かしらの改造が施された生物が非常に多く(*8)、世紀末という世界設定通りの光景を目の当たりにできる。 また作中世界の「機械」は恐ろしく強く、特に初代は「人間が生身で機械(マシン系)に勝てるわけがない」を体現したようなゲームバランスとなっている。 恐ろしく硬く、火力も凄まじい敵の機械に対抗するためにはこちらも戦車に乗り込んで対抗するほかない。 無論、これらの機械は大半が雑魚敵であるため、苦労して白兵戦で一体倒したところでまた同じ敵が登場する。「敵に回った機械の恐ろしさ」を思う存分体感することになる。 …もっとも最近の作品では、しっかり鍛えれば生身で機械の群れを圧倒することもできるような程度にまでバランスは軟化してきているが。 攻略の自由度が高めなのも特徴であり、RPGにありがちな「ご都合主義的な通行止め」が非常に少ない。 特に初代や『MM2』『MS1』は他のRPGより圧倒的に速いテンポで世界地図を埋め、最後の町まで進めることが可能。 …無論最低限攻略しなければいけないイベントは存在するし、『MM4』以降の作品では通行止めの量が一般的なRPGと変わらない程度に増えてきてはいるのだが。 テーマの「竜退治はもう飽きた」が示す通り「窮屈な固定シナリオや明らかな足止めイベントにうんざりした」プレイヤーにこそ勧められるRPGである。 なお、一部作品がコミカライズされている等、ゲーム外での展開も存在するので気になった人は調べてみるといいかもしれない。
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メタルマックス2 13-100~102・106~113・158~162 100メタルマックス2sage05/03/08 19 38 49ID 4hyPF00k そんじゃ。 悪の組織「グラップラー」による人間狩りに脅えるマドの町。 グラップラーに対抗するため、マドの住民は腕利きのソルジャーを集めた。 鉄の男アパッチ。隼のフェイ。暴走バギーのガルシア。 そして、不死身の女ソルジャー・マリア。 マリアはその傍らに一人の少年を連れていた。 主人公には両親は無い。幼い頃、 両親ともグラップラーによって殺されてしまったのだ。 自分を拾って育ててくれたマリアは、 主人公にとってもう一人の母親とも言える存在だった。 グラップラーの軍団がマドの町を襲撃する。 しかし、マリア、アパッチ、フェイ、ガルシアの4人にとっては グラップラーの雑兵は問題ではなかった。 しかし、一通り雑兵を追い払った4人の前に、 グラップラー四天王の一人・テッドブロイラーが現れた。 テッドブロイラーの繰り出す凄まじいまでの火炎放射に フェイが、ガルシアが、アパッチが次々に倒れていく中 最後まで主人公をかばっていたマリアもついに力尽き、 主人公もまた業火に飲みこまれた。 101メタルマックス2sage05/03/08 19 42 22ID 4hyPF00k 主人公は目を覚ました。 傍らでイリットという女性が介抱してくれていた。 自分は奇跡的に助かったが、他の4人は助からなかったと聞いた主人公は、 実の両親に続いてマリアの命をも奪ったグラップラーに復讐することを誓った。 イリットの祖父であり、腕利きの戦車修理屋でもあるナイル爺さんが 砂漠を超えた先にあるエルニニョの町に向かったと聞いた主人公は 心配になって後を追った。 エルニニョの町に着いて話を聞いてみたところ、 既にナイル爺さんはマドの町へ戻ったという話だった。 心配して損したと自らもマドの町へ戻る主人公。 ナイル爺さんが危険を冒してまでエルニニョへ行った理由。 それは、ガルシアが乗っていたバギーの修理部品を調達するためだった。 夜なべで修理したバギーを譲り受けた主人公は、それに乗って 「モンスターハンター」として旅立つ決意を固めるのであった。 102メタルマックス2sage05/03/08 19 43 19ID 4hyPF00k 再びやってきたエルニニョの町。グラップラーに支配されたこの町で、 グラップラーに逆らって投獄されたメカニックの噂話を聞いた。 本人に会って話を聞くと、 「グラップラーのやり方が気に食わなかったから、連中の戦車をぶっ壊してやった」 との事。口は悪いが悪人とは思えない彼を助けようと決めた主人公は 町で噂を聞いた牢破りの名人に会いに行くことにした。 その道中。 橋で検問を張っていたグラップラーの雑兵に喧嘩を売り これをバギーの武装で蹴散らすと、 偶然その橋の下をグラップラーの船が通りかかった。 雑兵は川へ飛び込んで逃げ、その船に乗り込んだ。 次の瞬間。 「ひーっ!テッドブロイラー様、お許しをー!!」 叫び声があがったかと思うと、船から死体が放り出された。 それは、変わり果てた姿となったさっきの雑兵であった。 去っていく船の上のテッドブロイラーと、橋の上にいる主人公の視線が交錯する。 牢破りの名人に会い、メカニックが閉じ込められた牢を破ってもらうと、 「もう俺はこの町にはいられねぇ。俺も連れて行ってくれ!」 自分としても、車の修理が出来る人間が共にいれば頼もしい。 メカニックのその頼みを聞き、一緒に行くことになった。 106メタルマックス2sage05/03/08 21 04 00ID 4hyPF00k んじゃ続き 2人は、アズサという町に立ち寄った。 この町は、グラップラーに対抗するレジスタンスの町。 若い人間をほしがるグラップラーに対して、表向きは老人の町を装い 裏では、若い者たちが奴らに対抗するための軍備を固めていた。 そして、ここはマリアの故郷でもあった。 主人公は幼かったためにあまり覚えてはいないが、 マリアに引き取られた後、しばらくこの町にいたことがあったらしく 自分の顔を知る者が何人もいた。 町の長老がマリアの話をしてくれた。 「昔のマリアは強すぎた。並の男では相手にならなかった。戦いでも、恋愛でも…。 そんなマリアが、ある日、戦場で拾ったといって一人の幼子を連れて戻ってきた。 お前を拾ってからはずいぶん女らしくなった。 最後に女らしいひとときを過ごせたこと、お前に感謝しているはずじゃ…。」 この町の北に、グラップラー四天王のアジトがあると聞いた。 もしかしたらマリアを殺した奴かもしれない… 2人は、迷わずそこへと向かった。 107メタルマックス2sage05/03/08 21 04 54ID 4hyPF00k グラップルタワーと呼ばれるその建物に到着すると、 突然、上から女性が落ちてきた。 「馬鹿な奴、死んだら馬鹿!!キキーッ!!」 上から四天王の一人、スカンクスの罵声が聞こえた。 ひとまず、その女性を助けるために、 最近マドの町に現れて死者蘇生の研究をしているというDr.ミンチの元へと向かった。 Dr.ミンチによって蘇生したその女ソルジャーは、 兄の仇をとろうとしてグラップルタワーに登ったはいいが スカンクスに返り討ちにあってしまったらしい。 彼女は兄であるフェイの墓参りをした後、マドの町を出て行った。 自分と同じような境遇の彼女。また近いうちに会うような気がした。 108メタルマックス2sage05/03/08 21 06 28ID 4hyPF00k 再度グラップルタワーに挑む主人公とメカニックの2人。 その頂上にいた四天王の一人・スカンクスを倒すと、 「俺はもう死ぬ、だけどこの事を俺の仲間に知らせてやる、 四天王を敵に回したことを後悔しろ」(うろ覚え) などと言い残してスカンクスは自爆、自らを狼煙とした。 港町デルタ・リオに着いた2人。 はたして、その町の酒場にはさっきの女ソルジャーがいた。 彼女は酒場にいた船乗りを殴り飛ばして酒場を出て行った。 その船乗りは、彼女と賭けをして、負けたら仲間になってやると言ったとか。 で、本当に賭けに負けたから酒のせいにして誤魔化そうとしたらしい。 …正直、殴られて当然だと思った。 彼女は、泳いで海(と呼ばれてはいるが、実際は巨大な湖)を 渡ってやると息巻いていたらしい。 2人は後を追うが、もうその姿はどこにも無い。 その時、港にサメが入り込んできたかと思うと、そのサメが突然爆発四散。 そこから現れたのは、彼女だった。 虫の息の彼女を助けるため、再びDr.ミンチの助けを乞う。 意識を取り戻した彼女は、 「あたし一人ではグラップラーには対抗できそうにない、 あたしを一緒に連れて行ってくれないか」ときた。 戦車に乗っての戦いが専門の主人公と、後方支援タイプのメカニック。 戦車が入れるところならいいが、生身で戦わざるを得ない場面での 戦力不足を痛感していた主人公は、肉弾戦が得意な彼女を歓迎した。 109メタルマックス2sage05/03/08 21 08 27ID 4hyPF00k さて、再びデルタ・リオ。そこで、エバという老科学者と出会った。 グラップラーのもとで研究をしていた彼女だが、 それに嫌気が差して逃げ出してきたという。 しかし、そこへ四天王の一人・カリョストロが現れ、エバを連れ去ってしまった。 連絡船に乗って、港町イスラ・ポルトに渡った3人は、 そこで「キャプテン・ビイハブ」という人物に出会った。 U-シャークと呼ばれる海の怪物に家族を奪われて復讐の鬼と化した彼は U-シャークを討つことのみを生きがいとしていた。 彼の船に乗り、ビイハブと共にU-シャークと戦い、ついにこれを仕留めた。 「復讐を果たしたわしにとって、もうこのネメシス号は必要でなくなった。 共に戦えば、何も語らずともわかる事がある。 ネメシスとは、ギリシャ神話における復讐の神の名前。 この船を使って、今度はお前たち自身の復讐を果たすがよい!」 そう言い残して、ビイハブは去った。 110メタルマックス2sage05/03/08 21 25 47ID 4hyPF00k さて、久しぶりにイリットの顔でも見に行こうかとマドの町に戻った主人公。 ポストを見ると、主人公宛の手紙が届いていた。 果たし状 久しぶりだな、ええ、懐かしくて涙が出るぜ! グラップラーの野郎どもめ、死に掛けた俺の身体を勝手に改造しやがってよ てめえを殺せばスカンクスの後釜の四天王に取り立ててくれるらしいのさ! スワンの町で待つ!俺に勝てると思うなら、ここまで来てみやがれ! 無敵の改造人間より 手紙の主に心当たりはまったく無い。 だが、ただ事じゃないと感じた主人公はスワンの町へ向かった。 スワンの町では、主人公は手紙の主ガルシアの家族を 皆殺しにした極悪非道な男だというデマが飛び交っていた。 ガルシアという名には聞き覚えがある。 主人公は男の待つ場所へと向かった。 そこにいたのは、テッドブロイラーに殺されたと思われていたガルシアだった。 今では主人公の愛車となったバギーの、元の主でもある。 町の掟によって、1対1の決闘となった二人の戦い。 1対1の決闘を制したのは主人公だった。 (注:主人公でなければ決闘に臨めない、という訳ではなかったりする) 111メタルマックス2sage05/03/08 21 28 00ID 4hyPF00k ビイハブから譲り受けたネメシス号に乗り、 ダークカナルと呼ばれる地下水路に入った一行。 そこにカリョストロはいた。虫の息のエバと共に。 「エバはもうすぐ死ぬ。その前にお前たちをあの世へ送ってやろう!」 カリョストロが、愛用の戦車に乗って襲い掛かってきた。 戦車を破壊され、生身となってもなお凄まじい強さを誇るカリョストロを倒した。 しかし、エバはもはや助かる見込みは無かった。 かつてエバがいたという海上研究所デビルアイランドへ舵を向けた3人。 そこには、四天王の一人・ブルフロッグがいた。 一行を罠にはめようとするも、それに掛からなかった3人は ブルフロッグ愛用の戦車を、そしてブルフロッグ自身をも打ち倒した。 (注:罠に掛かってしまうと、生身で戦車と戦う羽目になり危険) この研究所内で見つけた「シンクロナイザー」という機械。 何なのかよくわからないが、とりあえず持っていくことにした。 112メタルマックス2sage05/03/08 21 48 03ID 4hyPF00k 旅の途中、デスクルスという町に立ち寄った一行。 なんでも、噂では、この町は死ぬほどいい町だと町中の皆が口をそろえて言っていたらしい。 興味があったので、見学してみることにした。 この町に入るためには、エンジェルリングという輪を頭に付けなければいけないらしい。 言われるとおりにして、町に入った一行。 「エンジェルリングがスッゲーお似合いですよ。死ぬまでつけてな!」 その言葉と共に、門を閉じられてしまった。 この町の本当の姿は、刑務所。それも、罪人を入れる刑務所ではなく、 旅人を騙して閉じ込める刑務所というとんでもない場所であった。 外では、四天王をも倒した超一流のハンターとして名が売れていた主人公一行だったが、 看守に喧嘩を売ろうとするとエンジェルリングからの電流で卒倒させられてしまうため ここでは何も出来ずに従うしかなかった。 きわめて理不尽かつ無為、無意味な行為「ドラム缶押し」を 毎日毎日毎日毎日、延々々々々々々々繰り返す。 ある囚人いわく 「俺…もしかしたら、ドラム缶を押すために生まれてきたんじゃないかなって…そう思うんだよ。」 113メタルマックス2sage05/03/08 21 50 43ID 4hyPF00k みんな精神的にも肉体的にもまいっている。 なんとかしてこの刑務所を解放できないかと考えた主人公は、 かつて脱走した者が使った抜け道から下水道に入り、 この刑務所の電力供給装置にたどり着き、電力の供給を止めた。 これでもうエンジェルリングのビリビリも怖くない。 刑務所の所長の下へ一気に詰め寄った一行。 所長は、スカンクスだった。 いや、正確にはスカンクスのクローンだ。 能力もオリジナルのスカンクスに匹敵する…のだが、 ここまでの旅で力をつけた一行にとっては「ちょっとだけ強敵」程度だった。 これを倒したことによって、ついに刑務所の解放は成った。 ふと、庭に出た主人公は、そこにいた元看守の男に話しかけた。 「…誰に命令された訳でもないのに、みんな時々ドラム缶を押しにくるんだ。 どうしてだ?懐かしいのか?」 rァはい 「分からねぇな…俺には。 …押してもいいんだぜ!懐かしいドラム缶をよ!!」 その言葉に、気が付いたら思わずドラム缶を押していた主人公。 教訓:どんな辛い出来事であっても、過ぎ去ってしまえばいい思い出になるものです。 158メタルマックス2sage05/03/10 12 55 17ID UvNTNe6v ある日、バトー博士という人物から、主人公の下へ手紙が届いた。 当方、身寄りの無い寂しいおじいちゃんです。 戦車を作るくらいしか能がありませんが もし、こんなおじいちゃんで良かったら友達になってください! 追伸 出来れば、わしの作った戦車に乗ってくれる若い男の子がいいよね? 戦車を作ってくれる… 主人公はバトー博士という人物に会ってみることにした。 バトー博士に会うや否や、 「友達ならあだ名で呼ばなきゃね!この中から選んでほしいな♪」 ハナクソ ボケナス うすのろ ゴキブリ 張り倒したくなるのをぐっとこらえて、この中からあだ名を選んだ主人公。 戦車を設計し、材料となる鉄屑を集め終わると、戦車は完成した。 バトー博士は、プレゼントとして高価な戦車装備一式を付けてくれた。 博士と別れ、研究所を出た。 …戦車が手に入ったのなら実際に戦ってみたくなるのが人の常。 しかし、バトー博士からもらった武装には 弾薬がまったく装填されていなかったために、ひどい目にあった。 本人には悪気が無いだけに却って厄介だったりする。 159メタルマックス2sage05/03/10 12 57 06ID UvNTNe6v またある日、美人科学者姉妹サニーとルナに出会った主人公一行。 今までにも、いろいろな所で見つけていたICチップを渡すと、 ICチップの組み合わせ方によってさまざまな効果を発揮する 「LOVEマシン」を作成してくれた。 いろいろ試しているうち、ある組み合わせに着目した主人公。 近いうちに必ずこれが役に立つときが来る…そう直感した。 常に酸性の霧に覆われ、酸性雨が降りしきる渓谷・レインバレー。 そんな場所にも人は暮らしているのだ。 レインバレーにある町、メルトタウン。 今までも何度となく遭遇し、その度に主人公たちを挑発しては逃げて行った 賞金首ピチピチブラザーズと決着を付ける時が来た。 勝負は、主人公たちの勝利に終わった。 だが、激戦ゆえ、こちらの装備もかなりボロボロにされてしまった。 まあ、連中の賞金で買い換えればいいか、とハンターオフィスに行った主人公。 「ピチピチブラザーズの賞金は8000Gです!」 主人公が失った装備品は9000G相当だった。 …………赤字かよっ!! 最後の最後まで気に食わない連中だ。 160メタルマックス2sage05/03/10 12 58 45ID UvNTNe6v ついにグラップラーの本拠地、バイアス・シティへと到着した一行。 グラップラーの精鋭兵や多数のセキュリティにより行く手を阻まれながらも 突き進んでいく主人公たちの前に立ちふさがったのは、 忘れもしない。マリアの仇、テッドブロイラーだった。 以前と同じく、怒涛の火炎放射で攻め立てるテッドブロイラー。 しかし、こっちには秘策があった。 LOVEマシン起動!耐熱バリア展開! テッドブロイラーの火炎もバリアの前にかき消されるばかり。 ついに、マリアの命を奪った張本人は崩れ落ちた。 …だが、まだ終わっていない。 「グラップラー」という組織そのものを叩き潰すまでは マリアの仇を討ったことにはならない。 161メタルマックス2sage05/03/10 13 00 38ID UvNTNe6v さらにバイアスシティの奥深くまで突き進む主人公たち。 そこに、グラップラーの支配者はいた。 バイアス=ブラド。 かつて、ブラド・コングロマリットという世界的大企業を経営した人物で、 優秀な科学者でもあり、環境汚染に積極的に取り組む姿勢は 政治家としての成功をも収めた。 しかしある時、不治の病に冒され、彼は変わってしまった。 自らの研究所にずっと閉じこもって何らかの研究をしていた。 そんな矢先、伝説の大破壊が起こり、人間の文明生活は崩壊した。 (注:大破壊の原因はブラドではありません) その後、彼がどうなったのかは誰も知らなかった。 ブラドは、自らの記憶、神経系データのすべてを コンピュータに移植することで「死」から逃れようとしたのだ。 そして、死を恐れた天才のなれの果ては、今、目の前にいる。 「死… 死とは恐ろしいものだ…… わしのあらゆる行い……わしの偉大な才能…… そのすべてが、死によって失われてしまう… 死は、わしからこの世界を奪い取り、 わしという偉大な叡智を消し去ろうとした… お前たちは このバイアス=ブラドに死をもたらそうとするのか!?」 凄まじいまでの抵抗。しかし、こいつを倒さねば終わらない。 自分の旅は…こいつを討つためのものだ。 「死… 消える… 消えていく… すべてが… 世界が… この わしが… 死…に…た…く…な…い… 死にたく なーーいーーいーーいーーいーー」 哀れな天才はついに倒れ、それと共にバイアス・シティは崩壊した。 グラップラーを壊滅させた偉大なるハンターが その後どうなったのかは知られていない。 完 162メタルマックス2sage05/03/10 13 03 48ID UvNTNe6v 補足 メカニック救出、デスクルス、バトー博士、 美人科学者サニーとルナ、ピチピチブラザーズのくだりは 「横道」に分類されるイベントであり、クリアに必須のものではありません また、ここには書かれていない多数の賞金首との戦いが 彼の経歴に花を添えていたことを付け加えておきます
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メタルマックス2 13-100~102・106~113・158~162 100 メタルマックス2 sage 05/03/08 19 38 49ID 4hyPF00k そんじゃ。 悪の組織「グラップラー」による人間狩りに脅えるマドの町。 グラップラーに対抗するため、マドの住民は腕利きのソルジャーを集めた。 鉄の男アパッチ。隼のフェイ。暴走バギーのガルシア。 そして、不死身の女ソルジャー・マリア。 マリアはその傍らに一人の少年を連れていた。 主人公には両親は無い。幼い頃、 両親ともグラップラーによって殺されてしまったのだ。 自分を拾って育ててくれたマリアは、 主人公にとってもう一人の母親とも言える存在だった。 グラップラーの軍団がマドの町を襲撃する。 しかし、マリア、アパッチ、フェイ、ガルシアの4人にとっては グラップラーの雑兵は問題ではなかった。 しかし、一通り雑兵を追い払った4人の前に、 グラップラー四天王の一人・テッドブロイラーが現れた。 テッドブロイラーの繰り出す凄まじいまでの火炎放射に フェイが、ガルシアが、アパッチが次々に倒れていく中 最後まで主人公をかばっていたマリアもついに力尽き、 主人公もまた業火に飲みこまれた。 101 メタルマックス2 sage 05/03/08 19 42 22ID 4hyPF00k 主人公は目を覚ました。 傍らでイリットという女性が介抱してくれていた。 自分は奇跡的に助かったが、他の4人は助からなかったと聞いた主人公は、 実の両親に続いてマリアの命をも奪ったグラップラーに復讐することを誓った。 イリットの祖父であり、腕利きの戦車修理屋でもあるナイル爺さんが 砂漠を超えた先にあるエルニニョの町に向かったと聞いた主人公は 心配になって後を追った。 エルニニョの町に着いて話を聞いてみたところ、 既にナイル爺さんはマドの町へ戻ったという話だった。 心配して損したと自らもマドの町へ戻る主人公。 ナイル爺さんが危険を冒してまでエルニニョへ行った理由。 それは、ガルシアが乗っていたバギーの修理部品を調達するためだった。 夜なべで修理したバギーを譲り受けた主人公は、それに乗って 「モンスターハンター」として旅立つ決意を固めるのであった。 102 メタルマックス2 sage 05/03/08 19 43 19ID 4hyPF00k 再びやってきたエルニニョの町。グラップラーに支配されたこの町で、 グラップラーに逆らって投獄されたメカニックの噂話を聞いた。 本人に会って話を聞くと、 「グラップラーのやり方が気に食わなかったから、連中の戦車をぶっ壊してやった」 との事。口は悪いが悪人とは思えない彼を助けようと決めた主人公は 町で噂を聞いた牢破りの名人に会いに行くことにした。 その道中。 橋で検問を張っていたグラップラーの雑兵に喧嘩を売り これをバギーの武装で蹴散らすと、 偶然その橋の下をグラップラーの船が通りかかった。 雑兵は川へ飛び込んで逃げ、その船に乗り込んだ。 次の瞬間。 「ひーっ!テッドブロイラー様、お許しをー!!」 叫び声があがったかと思うと、船から死体が放り出された。 それは、変わり果てた姿となったさっきの雑兵であった。 去っていく船の上のテッドブロイラーと、橋の上にいる主人公の視線が交錯する。 牢破りの名人に会い、メカニックが閉じ込められた牢を破ってもらうと、 「もう俺はこの町にはいられねぇ。俺も連れて行ってくれ!」 自分としても、車の修理が出来る人間が共にいれば頼もしい。 メカニックのその頼みを聞き、一緒に行くことになった。 106 メタルマックス2 sage 05/03/08 21 04 00ID 4hyPF00k んじゃ続き 2人は、アズサという町に立ち寄った。 この町は、グラップラーに対抗するレジスタンスの町。 若い人間をほしがるグラップラーに対して、表向きは老人の町を装い 裏では、若い者たちが奴らに対抗するための軍備を固めていた。 そして、ここはマリアの故郷でもあった。 主人公は幼かったためにあまり覚えてはいないが、 マリアに引き取られた後、しばらくこの町にいたことがあったらしく 自分の顔を知る者が何人もいた。 町の長老がマリアの話をしてくれた。 「昔のマリアは強すぎた。並の男では相手にならなかった。戦いでも、恋愛でも…。 そんなマリアが、ある日、戦場で拾ったといって一人の幼子を連れて戻ってきた。 お前を拾ってからはずいぶん女らしくなった。 最後に女らしいひとときを過ごせたこと、お前に感謝しているはずじゃ…。」 この町の北に、グラップラー四天王のアジトがあると聞いた。 もしかしたらマリアを殺した奴かもしれない… 2人は、迷わずそこへと向かった。 107 メタルマックス2 sage 05/03/08 21 04 54ID 4hyPF00k グラップルタワーと呼ばれるその建物に到着すると、 突然、上から女性が落ちてきた。 「馬鹿な奴、死んだら馬鹿!!キキーッ!!」 上から四天王の一人、スカンクスの罵声が聞こえた。 ひとまず、その女性を助けるために、 最近マドの町に現れて死者蘇生の研究をしているというDr.ミンチの元へと向かった。 Dr.ミンチによって蘇生したその女ソルジャーは、 兄の仇をとろうとしてグラップルタワーに登ったはいいが スカンクスに返り討ちにあってしまったらしい。 彼女は兄であるフェイの墓参りをした後、マドの町を出て行った。 自分と同じような境遇の彼女。また近いうちに会うような気がした。 108 メタルマックス2 sage 05/03/08 21 06 28ID 4hyPF00k 再度グラップルタワーに挑む主人公とメカニックの2人。 その頂上にいた四天王の一人・スカンクスを倒すと、 「俺はもう死ぬ、だけどこの事を俺の仲間に知らせてやる、 四天王を敵に回したことを後悔しろ」(うろ覚え) などと言い残してスカンクスは自爆、自らを狼煙とした。 港町デルタ・リオに着いた2人。 はたして、その町の酒場にはさっきの女ソルジャーがいた。 彼女は酒場にいた船乗りを殴り飛ばして酒場を出て行った。 その船乗りは、彼女と賭けをして、負けたら仲間になってやると言ったとか。 で、本当に賭けに負けたから酒のせいにして誤魔化そうとしたらしい。 …正直、殴られて当然だと思った。 彼女は、泳いで海(と呼ばれてはいるが、実際は巨大な湖)を 渡ってやると息巻いていたらしい。 2人は後を追うが、もうその姿はどこにも無い。 その時、港にサメが入り込んできたかと思うと、そのサメが突然爆発四散。 そこから現れたのは、彼女だった。 虫の息の彼女を助けるため、再びDr.ミンチの助けを乞う。 意識を取り戻した彼女は、 「あたし一人ではグラップラーには対抗できそうにない、 あたしを一緒に連れて行ってくれないか」ときた。 戦車に乗っての戦いが専門の主人公と、後方支援タイプのメカニック。 戦車が入れるところならいいが、生身で戦わざるを得ない場面での 戦力不足を痛感していた主人公は、肉弾戦が得意な彼女を歓迎した。 109 メタルマックス2 sage 05/03/08 21 08 27ID 4hyPF00k さて、再びデルタ・リオ。そこで、エバという老科学者と出会った。 グラップラーのもとで研究をしていた彼女だが、 それに嫌気が差して逃げ出してきたという。 しかし、そこへ四天王の一人・カリョストロが現れ、エバを連れ去ってしまった。 連絡船に乗って、港町イスラ・ポルトに渡った3人は、 そこで「キャプテン・ビイハブ」という人物に出会った。 U-シャークと呼ばれる海の怪物に家族を奪われて復讐の鬼と化した彼は U-シャークを討つことのみを生きがいとしていた。 彼の船に乗り、ビイハブと共にU-シャークと戦い、ついにこれを仕留めた。 「復讐を果たしたわしにとって、もうこのネメシス号は必要でなくなった。 共に戦えば、何も語らずともわかる事がある。 ネメシスとは、ギリシャ神話における復讐の神の名前。 この船を使って、今度はお前たち自身の復讐を果たすがよい!」 そう言い残して、ビイハブは去った。 110 メタルマックス2 sage 05/03/08 21 25 47ID 4hyPF00k さて、久しぶりにイリットの顔でも見に行こうかとマドの町に戻った主人公。 ポストを見ると、主人公宛の手紙が届いていた。 果たし状 久しぶりだな、ええ、懐かしくて涙が出るぜ! グラップラーの野郎どもめ、死に掛けた俺の身体を勝手に改造しやがってよ てめえを殺せばスカンクスの後釜の四天王に取り立ててくれるらしいのさ! スワンの町で待つ!俺に勝てると思うなら、ここまで来てみやがれ! 無敵の改造人間より 手紙の主に心当たりはまったく無い。 だが、ただ事じゃないと感じた主人公はスワンの町へ向かった。 スワンの町では、主人公は手紙の主ガルシアの家族を 皆殺しにした極悪非道な男だというデマが飛び交っていた。 ガルシアという名には聞き覚えがある。 主人公は男の待つ場所へと向かった。 そこにいたのは、テッドブロイラーに殺されたと思われていたガルシアだった。 今では主人公の愛車となったバギーの、元の主でもある。 町の掟によって、1対1の決闘となった二人の戦い。 1対1の決闘を制したのは主人公だった。 (注:主人公でなければ決闘に臨めない、という訳ではなかったりする) 111 メタルマックス2 sage 05/03/08 21 28 00ID 4hyPF00k ビイハブから譲り受けたネメシス号に乗り、 ダークカナルと呼ばれる地下水路に入った一行。 そこにカリョストロはいた。虫の息のエバと共に。 「エバはもうすぐ死ぬ。その前にお前たちをあの世へ送ってやろう!」 カリョストロが、愛用の戦車に乗って襲い掛かってきた。 戦車を破壊され、生身となってもなお凄まじい強さを誇るカリョストロを倒した。 しかし、エバはもはや助かる見込みは無かった。 かつてエバがいたという海上研究所デビルアイランドへ舵を向けた3人。 そこには、四天王の一人・ブルフロッグがいた。 一行を罠にはめようとするも、それに掛からなかった3人は ブルフロッグ愛用の戦車を、そしてブルフロッグ自身をも打ち倒した。 (注:罠に掛かってしまうと、生身で戦車と戦う羽目になり危険) この研究所内で見つけた「シンクロナイザー」という機械。 何なのかよくわからないが、とりあえず持っていくことにした。 112 メタルマックス2 sage 05/03/08 21 48 03ID 4hyPF00k 旅の途中、デスクルスという町に立ち寄った一行。 なんでも、噂では、この町は死ぬほどいい町だと町中の皆が口をそろえて言っていたらしい。 興味があったので、見学してみることにした。 この町に入るためには、エンジェルリングという輪を頭に付けなければいけないらしい。 言われるとおりにして、町に入った一行。 「エンジェルリングがスッゲーお似合いですよ。死ぬまでつけてな!」 その言葉と共に、門を閉じられてしまった。 この町の本当の姿は、刑務所。それも、罪人を入れる刑務所ではなく、 旅人を騙して閉じ込める刑務所というとんでもない場所であった。 外では、四天王をも倒した超一流のハンターとして名が売れていた主人公一行だったが、 看守に喧嘩を売ろうとするとエンジェルリングからの電流で卒倒させられてしまうため ここでは何も出来ずに従うしかなかった。 きわめて理不尽かつ無為、無意味な行為「ドラム缶押し」を 毎日毎日毎日毎日、延々々々々々々々繰り返す。 ある囚人いわく 「俺…もしかしたら、ドラム缶を押すために生まれてきたんじゃないかなって…そう思うんだよ。」 113 メタルマックス2 sage 05/03/08 21 50 43ID 4hyPF00k みんな精神的にも肉体的にもまいっている。 なんとかしてこの刑務所を解放できないかと考えた主人公は、 かつて脱走した者が使った抜け道から下水道に入り、 この刑務所の電力供給装置にたどり着き、電力の供給を止めた。 これでもうエンジェルリングのビリビリも怖くない。 刑務所の所長の下へ一気に詰め寄った一行。 所長は、スカンクスだった。 いや、正確にはスカンクスのクローンだ。 能力もオリジナルのスカンクスに匹敵する…のだが、 ここまでの旅で力をつけた一行にとっては「ちょっとだけ強敵」程度だった。 これを倒したことによって、ついに刑務所の解放は成った。 ふと、庭に出た主人公は、そこにいた元看守の男に話しかけた。 「…誰に命令された訳でもないのに、みんな時々ドラム缶を押しにくるんだ。 どうしてだ?懐かしいのか?」 rァはい 「分からねぇな…俺には。 …押してもいいんだぜ!懐かしいドラム缶をよ!!」 その言葉に、気が付いたら思わずドラム缶を押していた主人公。 教訓:どんな辛い出来事であっても、過ぎ去ってしまえばいい思い出になるものです。 158 メタルマックス2 sage 05/03/10 12 55 17ID UvNTNe6v ある日、バトー博士という人物から、主人公の下へ手紙が届いた。 当方、身寄りの無い寂しいおじいちゃんです。 戦車を作るくらいしか能がありませんが もし、こんなおじいちゃんで良かったら友達になってください! 追伸 出来れば、わしの作った戦車に乗ってくれる若い男の子がいいよね? 戦車を作ってくれる… 主人公はバトー博士という人物に会ってみることにした。 バトー博士に会うや否や、 「友達ならあだ名で呼ばなきゃね!この中から選んでほしいな♪」 ハナクソ ボケナス うすのろ ゴキブリ 張り倒したくなるのをぐっとこらえて、この中からあだ名を選んだ主人公。 戦車を設計し、材料となる鉄屑を集め終わると、戦車は完成した。 バトー博士は、プレゼントとして高価な戦車装備一式を付けてくれた。 博士と別れ、研究所を出た。 …戦車が手に入ったのなら実際に戦ってみたくなるのが人の常。 しかし、バトー博士からもらった武装には 弾薬がまったく装填されていなかったために、ひどい目にあった。 本人には悪気が無いだけに却って厄介だったりする。 159 メタルマックス2 sage 05/03/10 12 57 06ID UvNTNe6v またある日、美人科学者姉妹サニーとルナに出会った主人公一行。 今までにも、いろいろな所で見つけていたICチップを渡すと、 ICチップの組み合わせ方によってさまざまな効果を発揮する 「LOVEマシン」を作成してくれた。 いろいろ試しているうち、ある組み合わせに着目した主人公。 近いうちに必ずこれが役に立つときが来る…そう直感した。 常に酸性の霧に覆われ、酸性雨が降りしきる渓谷・レインバレー。 そんな場所にも人は暮らしているのだ。 レインバレーにある町、メルトタウン。 今までも何度となく遭遇し、その度に主人公たちを挑発しては逃げて行った 賞金首ピチピチブラザーズと決着を付ける時が来た。 勝負は、主人公たちの勝利に終わった。 だが、激戦ゆえ、こちらの装備もかなりボロボロにされてしまった。 まあ、連中の賞金で買い換えればいいか、とハンターオフィスに行った主人公。 「ピチピチブラザーズの賞金は8000Gです!」 主人公が失った装備品は9000G相当だった。 …………赤字かよっ!! 最後の最後まで気に食わない連中だ。 160 メタルマックス2 sage 05/03/10 12 58 45ID UvNTNe6v ついにグラップラーの本拠地、バイアス・シティへと到着した一行。 グラップラーの精鋭兵や多数のセキュリティにより行く手を阻まれながらも 突き進んでいく主人公たちの前に立ちふさがったのは、 忘れもしない。マリアの仇、テッドブロイラーだった。 以前と同じく、怒涛の火炎放射で攻め立てるテッドブロイラー。 しかし、こっちには秘策があった。 LOVEマシン起動!耐熱バリア展開! テッドブロイラーの火炎もバリアの前にかき消されるばかり。 ついに、マリアの命を奪った張本人は崩れ落ちた。 …だが、まだ終わっていない。 「グラップラー」という組織そのものを叩き潰すまでは マリアの仇を討ったことにはならない。 161 メタルマックス2 sage 05/03/10 13 00 38ID UvNTNe6v さらにバイアスシティの奥深くまで突き進む主人公たち。 そこに、グラップラーの支配者はいた。 バイアス=ブラド。 かつて、ブラド・コングロマリットという世界的大企業を経営した人物で、 優秀な科学者でもあり、環境汚染に積極的に取り組む姿勢は 政治家としての成功をも収めた。 しかしある時、不治の病に冒され、彼は変わってしまった。 自らの研究所にずっと閉じこもって何らかの研究をしていた。 そんな矢先、伝説の大破壊が起こり、人間の文明生活は崩壊した。 (注:大破壊の原因はブラドではありません) その後、彼がどうなったのかは誰も知らなかった。 ブラドは、自らの記憶、神経系データのすべてを コンピュータに移植することで「死」から逃れようとしたのだ。 そして、死を恐れた天才のなれの果ては、今、目の前にいる。 「死… 死とは恐ろしいものだ…… わしのあらゆる行い……わしの偉大な才能…… そのすべてが、死によって失われてしまう… 死は、わしからこの世界を奪い取り、 わしという偉大な叡智を消し去ろうとした… お前たちは このバイアス=ブラドに死をもたらそうとするのか!?」 凄まじいまでの抵抗。しかし、こいつを倒さねば終わらない。 自分の旅は…こいつを討つためのものだ。 「死… 消える… 消えていく… すべてが… 世界が… この わしが… 死…に…た…く…な…い… 死にたく なーーいーーいーーいーーいーー」 哀れな天才はついに倒れ、それと共にバイアス・シティは崩壊した。 グラップラーを壊滅させた偉大なるハンターが その後どうなったのかは知られていない。 完 162 メタルマックス2 sage 05/03/10 13 03 48ID UvNTNe6v 補足 メカニック救出、デスクルス、バトー博士、 美人科学者サニーとルナ、ピチピチブラザーズのくだりは 「横道」に分類されるイベントであり、クリアに必須のものではありません また、ここには書かれていない多数の賞金首との戦いが 彼の経歴に花を添えていたことを付け加えておきます
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メタルマックス2改 【めたるまっくすつーかい】 ジャンル ロールプレイングゲーム 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 32MbitROMカートリッジ 発売・開発元 ナウプロダクション 発売日 2003年6月20日 定価 4,800円(税別) プレイ人数 1人 判定 クソゲー 劣化ゲー ポイント メタルマックス2改悪仕様変更では済まない劣化っぷり大量のバグと不具合埋蔵アイテムがどこかへ行った再現度の低いBGM ソフトごとまるやきにしてくれるわ! がががー! メタルマックスシリーズ 概要 問題点 致命的なバグの数々 問題だらけの追加要素 原作からの劣化 史上稀に見る最低BGM 評価点 総評 その後の展開 余談 概要 隠れた名作としてコアな人気を誇るスーパーファミコン用ソフト『メタルマックス2』に追加要素を加え、ゲームボーイアドバンスに移植した作品。 元がファンの多い名作でありながらも、当時は原作発売元であったデータイーストの経営事情が深刻で続編の発売も絶望的であったこともあり、移植決定の報はファンを喜ばせた。 しかし、追加要素は強力すぎる戦車とコンパチの賞金首を増やしただけ、加えて移植作品としてもレベルが低すぎたため、ファンの怒りを買った。 問題点 致命的なバグの数々 守備力のオーバーフローバグ。 守備力が255を超えた数値になると、数値が振り切れて守備力0扱いになってしまうというもの。 このゲームにおいて守備力255は中盤で達成できる数値であり、それ以上上げられないということは戦略上においても成長の楽しみという点でも少なくないダメージが生じる。 一部の敵の動作で完全にフリーズ。 しかも公式サイトで、「すばやく敵を倒すことでフリーズは回避できます。」などとステキな説明がされる始末。 普通は倒せない敵を倒して強引にイベントを進行させることができる。 エンディングで本来表示されるはずの賞金首が表示されない、エンディングで表示される全滅回数がカウントされていない、など最後までバグが続く。 問題だらけの追加要素 追加戦車が狂ったように強いため、ゲームバランス崩壊。明らかに序盤に使えてよい性能ではない。 加えて追加戦車はレンタルタンクという店からレンタルする種類の戦車。自分だけが入手できる戦車ではない。 追加賞金首「ホーク」「フクマル」は既存ボスのグラや行動パターンのコンパチボスであり、追加する意味が分からない追加要素。 なお、追加賞金首はセーブ1で倒すと、セーブ2では出現しない。 ちなみに、ホークはテッドブロイラーがベース。ステータスも同様で、クリア寸前のパーティーでも普通に全滅する。…のだが、そんなのが序盤の山場・グラップルタワーの西(酒場サースティの北)の森の中にいる。一方フクマルはモンキーセンターから真東に6歩の固定位置に出現。戦車砲の数発も打ち込んでやればあっけなく死ぬ。行動パターン・ステータス・賞金額どれをとっても明らかに出現位置が逆だとしか思えない。 もし逆であったのなら、「グラップルタワーに挑む際に喉から手が出るほど欲しいサースティ&バザースカで買えるアイテムの資金として生身限定(森なので)で戦うそこそこの強さのフクマル」と、「テッドブロイラーは本来戦車で戦えないため、戦車で戦ってみたいという願望をかなえる歯ごたえのある相手として用意されたホーク」、この2体の追加賞金首は良かった点として評価されていたことだろう。 原作からの劣化 「埋蔵アイテム」が90%以上消滅している。希少アイテムがない。 SFCの画面比率を無理やりGBAに合わせたため、常に画面がちらつきキャラクターが縦に押しつぶされたような感じになっている。 圧倒的な強さゆえに語り草となっていたテッドブロイラーの能力が大幅に弱体化。 白兵戦前提故の調整と言えなくもないが、この仕様にはがっかりした人も多い。 …と、これだけでも十分に劣化移植といわざるを得ない作品であるのに、それらを上回るほどのBGMの劣化具合は目を覆いたくなる物がある。 史上稀に見る最低BGM とにかくBGMの再現度が低い。「携帯電話草創期の4和音の着メロより酷い」、「素人が作ったMIDI以下」とまで評される。 『2』の原曲と比べると、各パートごとの音色選択がでたらめだったり、1オクターブ低い、あるいは高いままであったりとハチャメチャ。 全体的に物凄く音が軽く、原曲の持ち味でもあった重厚さが完全に消えている。それどころかこれを採用したスタッフの神経を疑いたくなるような酷い有様。 特にシリーズ最高クラスの名曲である「お尋ね者との闘い」は完全にノイズと化してしまっている。あまりに改悪度合いが酷すぎてもはや曲なのかどうか疑いたくなるようなレベル。 ベースは完全に音を外している。音楽的に言えば、全ての音が完全5度高い状態、原曲よりテンポが遅くなっている。携帯機だからとか、素人が作ったとか、もはやそんなレベルではない。 ラスボス曲「バイアス・ブラド」に至っては最初からベースラインが1オクターブ高い上に音が外れている。さらに曲末端のベースのピッチベンド(音を滑らかに変化させる表現法)が下がったまま元に戻っていないため、2周目以降は更に音が外れたままで演奏が続くという前代未聞のBGMが展開される。 似たような境遇にある『ダライアスR』と比較される事もある。 + 参考動画集 参考その1 http //www.nicovideo.jp/watch/sm9040906 参考その2「お尋ね者との闘い」 http //www.nicovideo.jp/watch/sm6077249 参考その3「バイアス・ブラド」 http //www.nicovideo.jp/watch/sm6056203 評価点 強引に挙げるとすれば、追加のレンタルタンクが使える事と賞金首と戦える事。 総評 完全な劣化移植作品。 その商品失格レベルのお粗末さは、まともテストプレイをしないまま発売したのかと邪推させるもの。 原作ファンはもちろん、原作を知らない人がプレイしたとしても、楽しめるとは言えない作品になっている。 数少ない長所は全部原作で面白かった部分であり、移植ならではの独自の評価点というものは皆無。 これからメタルマックス2をプレイする人はSFC版かVC版(もしくはDSリメイク版)を選ぶ事をお勧めする。 その後の展開 後期出荷版では一部バグを修正したバージョンが出されたが、購入時の外見(箱)では修正版かどうかの区別が全くつかない。判別方法はカートリッジの刻印のみ。つまり買わないと判別は不可能。 2011年11月までは携帯機で遊べる唯一の『2』だった。 2010年7月、Wiiのバーチャルコンソールにてオリジナルの『メタルマックス2』が購入できるようになったため、『2改』の存在意義はほとんど消失した。 トドメに2011年12月、ニンテンドーDSにて『メタルマックス2 リローデッド』が発売され、携帯機で遊べるという唯一のポイントさえも奪われたため、『2改』の存在意義は完全に消失した。 その後、Wiiのバーチャルコンソールは2019年1月31日にサービス終了し、メタルマックス2 リローデッドは1万円以上するプレミア価格が付いたため、携帯機で『2』を遊びたいが費用は抑えたいという人向けの需要ができた…かもしれない。(*1) 余談 当時2chの『2改』スレでは埋蔵アイテムに対し「埋蔵位置が変更されているのではないか」という一縷の望みにかけ、住人によるMAP上を1マスずつしらみつぶしに調べるローラー作戦が展開された。 だが、データ解析により埋蔵アイテムが存在しないことが判明。その結果、ゲーム中のセリフ「死にてぇ」が大量に書き込まれ祭り状態に。 FCで出ていたMM1をリメイクした『メタルマックスリターンズ』の移植も半ば決定していたが、権利関係の問題のため立ち消えとなった。 『2改』と『R改』を購入してはがきを送ればサウンドトラックをプレゼントという企画も結果的に立ち消えとなった。 リメイク発表時にナウプロ公式サイトには『2改』『R改』のリメイクに関する掲示板が作られていた。 ゲームシステムやバランス、SFC版では入手不能だったアイテム、新戦車、新賞金首などに関するマニアックで熱い意見・要望が凄まじい勢いで書き込まれ大いに盛り上がっていたのだが、その掲示板は何のアナウンスもなく突如謎の消滅を果たした。 本作はオリジナルスタッフもまったく知らない所で話が動いていたという。